車両開発事業

車両開発事業

大手自動車メーカー様の部品設計を行っています。
主な業務内容は車載用ECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)の設計です。

担当業務は
車両制御の中でも動力及び動力伝達を行うパワートレーン系のECUを担当しております。
具体的には以下の業務を行っております。

・車の動力源となるエンジンを制御するECU
・トランスミッションの変速を制御するECU
・ハイブリッド自動車のモータージェネレーターを制御するECU
・ハイブリッド自動車を適切な駆動力となるよう制御するECU
・信号待ちや停車中にエンジンの始動停止を制御するECU

これらのECUがそれぞれ与えられた役割に応じた制御を行うことで車を走らせています。ECUの役割として入力機器である運転操作に使うアクセルペダル、シフトポジションや車両状態を検知する車速センサー、温度センサー等の信号を受信しECU内のCPUで演算した結果より出力機器であるエンジン、モーター等へ出力指令を出しております。

車載用ECU設計業務では主にECUのシステム担当業務と車両担当業務があります。

システム担当業務の役割は、ECU開発全般の進捗を管理し関係するソフト設計者(プラットフォーム、アプリケーションなど)と協力して仕入れ先へ部品設計を依頼(ハード、ソフトの要求仕様を発行)、試作部品の発注手配などを行い担当ECUの窓口として業務を遂行します。

車両担当業務の役割は、パワートレーン部品全体の取り纏め役としてECUシステム設計者、センサ、アクチュエータなどの部品設計者に対して企画部署、関係部署からの依頼を展開、各部品の開発状況を集約し依頼に対する回答をまとめます。

システム担当業務、車両担当業務どちらの業務でも言えることは複数の部署及び関連グループ会社と幅広い関わりがありお互いが協力しながら車両開発を進めていく必要がある為、コミュニケーション能力が最も重要視されるスキルとなってきます。その為、私たちはコミュニケーションに対する様々な取り組みをしており、報・連・相に対する意識の向上活勣やチームミーティングを行い進捗確認や作業計画を立てることで作業の遅れや認識の違いによるやり直しを減らす などの工夫をしています。

現在、約30名規模の体制で本事業に取り組んでおりますが各メンバー1人1人がPDCAサイクル回し、日々改善しながら顧客の信頼を獲得し業務拡大に向け取り組んでおります。

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